VNC経由でRadeon 9800 ProのROM書き換え
4月 25th, 2009 by admin
2008.2.1投稿記事
我がSawtooth (Power Mac G4 AGP)、10.3の時に純正のGeForce 2MX 32MBが動作しなくなったので、五州貿易にてGeForce 4MX 32MBに交換しているんですが、MacHeistで入手したPixelmatorがまともに動作しなかったので、Power Mac G4 AGPでCore Imageに唯一対応しているRadeon 9800 Proを入手すればなんとかなるのでは?との淡い期待を抱いて探す。
Vintage Computerの新品バルク品は19,800円も(昔に比べればだいぶ安いのですが)します。ヤフオクでもWindows用のを書き換えた中古のものが11,000〜12,000円位で落札されてます。
自分で書き換えるにはWindowsマシンとPCIのグラフィックカードがないとダメと思っていたのですが、ググってみるとInstructions For Flashing Pc Video Cards, Series 3 – CubeOwner Forumsのページにて、MacとPCIのグラフィックカードの組み合わせでの書き換えや、Macと別のMacまたはPCからVNCを経由しての書き換え(ただし内容はちょっと古い)が紹介されていました。
これは試してみなければと、Windows用の中古のRadeon 9800 Pro 128MBを入手。
(以下Mac OS X 10.5.1にて行いました。)
- 書き換えに必要なソフトを揃えます。
Graphiccelerator | ROM Editing tool for Mac OSXのページにて、Graphiccelerator 1.3.3aをダウンロード - ROMをThe Mac Elite: Wikidownloads2のページにて入手。
Reduced ROM fileが必要とのことなので、Reduced ATI PPC ROMsの中から9800 Pro 128MB用のものをダウンロード

- Radeon 9800 Pro 128MBを挿す予定のPower Mac G4側のVNCサーバソフトを入手(ここではVine Serverにしました)
Redstone Software – Test and Automation Softwareのページにて、Vine Server 3.0をダウンロード - それぞれ解凍したら、必要なものを移動します。(ここではデスクトップにしました)
Graphicceleratorを解凍したものの中から、Graphicceleratorアプリ本体とATI Toolsフォルダ。
解凍したReduced ROM file(ここではrd9800_130s.rom)。
Vine Serverアプリ。

- VNCビューワソフトを入手(ここではChicken of the VNCにしました。)
SourceForge.net: Chicken of the VNCのページにて、Chicken of the VNC 2.0b4をダウンロード - ここでまず、VNC経由で接続できるかを確認します。
Radeon 9800 Proを挿す予定のPower Mac G4を操作する別のMac(ここではPowerBook G4)にVNCビューワソフトのChicken of the VNCをインストールPower Mac G4のVine Serverを起動したら、
PreferencesのConnectionタブのAuthenticationはNoneに

メイン画面で表示されている、ホスト名とIPアドレス(internal)を念のため控えておく。

Power Mac G4を操作する別のMac(ここではPowerBook G4)にインストールしたChicken of the VNCを起動する
Serversリストから、Power Mac G4のVine Serverのホスト名に表示されていた名前を探し選択。
HostのIPアドレスを確認して、正しければ「Connect」ボタンをクリック。

問題なければ、Chicken of the VNCのウィンドウにServer側(ここではPower Mac G4)の画像が表示されます。
接続確認ができたら、一旦VNCビューワソフトのChicken of the VNCを終了。
- Power Mac G4のVine ServerアプリのPreferenceのStartupタブの、Start server when Vine Server application is launchedにチェックを入れる。

- Vine Serverアプリをシステム環境設定のアカウントのログイン項目に登録する

- 管理者のログインオプションで自動ログインをするようにします。(変更できない場合は左下鍵アイコンをクリック)

- システム環境設定のセキュリティのファイアウォールで一時的に「すべての受信接続を許可にする」を選択。

- Power Mac G4のシステムを一旦終了
- Power Mac G4 AGPにRadeon 9800 Proを挿して(静電気に注意)、モニタと繋ぐ(カード上の電源コネクタにケーブルを繋ぐのを忘れずに)
Power Mac G4を起動する
起動しない場合は、Radeon 9800 Proのコネクタ部分の3番と11番ピンにテープを貼る必要があるとのこと。私のPower Mac G4 AGPの場合は必要ありませんでした。詳しい場所はVintage Computer:Power Mac G5 用8x AGP ビデオカード Radeon 9600 Pro をPower Mac G4で使用するの「8x AGP設定を4x AGP設定に変更する」にある写真をご覧ください。
だいたい起動が完了したと思ったら、Power Mac G4を操作する別のMac(ここではPowerBook G4)にインストールしたVineビューワソフトのChicken of the VNCを起動する
Serversリストから、Power Mac G4のVine Serverのホスト名に表示されていた名前を探し選択。
HostのIPアドレスを確認して、正しければ「Connect」ボタンをクリック。

問題なければ、Chicken of the VNCのウィンドウ(ここではPowerBook G4)にServer側(ここではPower Mac G4)のウィンドウが表示されます。
- ATI ToolsフォルダのRun Me Firstアプリを起動
- ATI ToolsフォルダのATI Multi Dumperアプリを起動。同じ場所にカードのオリジナルのロムの内容が2つのファイルに書き出されます。万が一のために保存しておいてください。

- Graphicceleratorアプリを起動
「Open ATI Flasher…」ボタンをクリックして、ATI ToolsフォルダのATI Multi Flasherを指定する。This flasher doesn’t contain any ROM. would you like to add one?と聞かれるので、「了解」ボタンをクリックして、Reduced ROM file(ここではrd9800_130s.rom)を選択
表示されたものを確認して「Save」ボタンをクリック

- ATI ToolsフォルダのATI Multi Flasherを起動
Do you want to flash “MV300″ in “Slot SLOT-A〜のようなダイアログが表示されるので「Yes」ボタンをクリック。
100%となればROMの書き換えは成功です。 - マックを再起動します。
- Drivers & Softwareのページの左側Support ForのRadeon (PC/Mac)をクリック
表示されたページの左側AMD Customer Care Site Map » Radeon Support – Mac » Radeon 9800 PRO Mac Edition SE » Knowledgebase » ATI Softwareで表示されたAugust 2005 ATI RADEON Universal ROM Update for ATI Retail Mac Cardsのページからaug2005-radeon-universal-rom-update.dmgをダウンロード参考ページ
プラスα空間: Radeon 9700pro購入〜Mac用に改造ダウンロードしたaug2005-radeon-universal-rom-update.dmgをマウントして、ATI RADEON ROM Updateアプリを取り出しておく。
実行にはマックをセーフブートする必要があるので、
マックを再起動、起動音が鳴ったらシフトキーを押したままにする。(起動音が鳴る前に押さないこと)
灰色のアップルのマークと歯車が回り始めたらシフトキーから指を離すMac OS X: Safe Mode(セーフモード)で起動する方法
ATI RADEON ROM Updateアプリを起動して、最新の状態にする
- Macを再起動する。
最後に自動ログインとファイアウォールの設定を戻すのを忘れずに

