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El Capitanで背景付きのdmgファイル作成

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この記事は最終更新日から 約8年が経過しているので情報が古い可能性があります。

El Capitanで、背景付きのdmgファイルの作成手順に若干変更があったので、その備忘録。

作成するのは、MacFeeling Softwareで公開しているアプリをアプリケーションフォルダにドラッグしてコピーできるようにするもの

揃えるものは、

  • 公開するアプリ本体(例ではQTAir.app)
  • アプリケーションフォルダのシンボリックリンク
  • 背景画像(例ではbackground.pngという名前にしています)

ますは、アプリケーションフォルダのシンボリックリンク作成

/ユーティリティ/ターミナル.appを起動したら、(入力するのは「」の中)

念のため
cd
と入力してリターンキー

ln -s /Applications Desktop/Applications
と入力してリターンキー

デスクトップにアプリケーションフォルダのシンボリックリンクが作成されます。

dmg00

/ユーティリティ/ディスクユーティリティ.appを起動したら
「ファイル」メニューから「新規イメージ」»「空のイメージを作成」を選択。

名前:任意のものに設定(例ではQTAirとしました)

下に表示される
名前:任意のものに変更(マウントされたときに表示されるものです。例ではQTAirとしました)
サイズ:(dmgファイルに入れるものがオーバーしないように選択してください。最終的に圧縮するので余裕を持ったものに)
その他のものはデフォルトのままでOK

「保存」ボタンをクリックしてdmgファイルの作成
「操作が完了しました。」と表示されたら、「完了」ボタンをクリック。

左のリストから、名前:で設定したイメージ(例ではQTAir)を選択して、右クリック(もしくはコントロール+クリック)で、「Finderに表示...」を選択

diskutility01

開いたウインドウの中に必要なファイル(例では、アプリ本体、アプリケーションフォルダのシンボリックリンク、背景画像)を入れます。

開いたウインドウ上で右クリック(もしくはコントロール+クリック)、「表示オプションを表示」を選択
dmg01

「常にアイコン表示で開く」にチェックを入れる
背景:でピクチャを選択して、右の枠に背景画像をドラッグ
dmg02

アイコンサイズと位置、ウインドウの大きさを調整(背景画像ファイルは後で非表示にするので、この段階ではとりあえず配置してください)
dmg03

/ユーティリティ/ターミナル.appを起動したら、(入力するのは「」の中)

マウントされたイメージ内に移動

cd /Volumes/マウントしたイメージの名前
と入力してリターンキー

(例ではQTAirという名前にしたので、cd /Volumes/QTAir)

確認のため
ls
と入力してリターンキー

格納したファイルが表示されていればOK
(例では、QTAir.app、Applications、background.pngの3つ)

SetFile -a V 背景画像ファイルの名前
と入力してリターンキー

(Vは大文字です)

「例では、SetFile -a V background.png)

なお、開発ツールのXcodeとCommand Line Toolsをインストールしています。

背景画像ファイルが消えると
dmg04

exit
と入力してリターンキー

一旦ターミナル.appを終了します。

この段階では、まだ読み書きできるようになっているので、これを圧縮して読み込み専用に変換します。

ディスクユーティリティ.appに戻ったら、
左のリストから、イメージ(例ではQTAir)を選択して、右側のマウント解除アイコンをクリック。しばらく待つとマウントが解除されて、リストから消えます。
diskutility02

リストから消えたのを確認したら、
「イメージ」メニューから「変換...」を選択。
オープンダイアログにて、作成した dmg ファイル(例ではQTAir.dmg)を選択して「開く」ボタンをクリック。
diskutility03

保存する名前を入れて、保存場所を設定。
diskutility04

暗号化:なし
イメージフォーマット:圧縮
になっているのを確認して、「保存」ボタンをクリック
diskutility05

背景付きdmgファイルの作成が完了。

internet-enableを有効にするには

/ユーティリティ/ターミナル.appを起動したら、(入力するのは「」の中)

hdiutil internet-enable 」まで入力したら、先程保存したフィルをドロップすれば補完されます。
で、リターンキーを入力

hdiutil: internet-enable: enable succeeded
と表示されればOK

番外編
bzip2 圧縮(UDBZ)を使うには、ターミナルで行う必要があります。
hdiutil convert 入力ファイル.dmg -format UDBZ -o 出力ファイル.dmg

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