Growl.frameworkだったのかぁ

10.9.5から署名がversion 2じゃないとダメになったけど、MacFeeling Softwareで公開しているCocoaなソフトはすべて対応済みだから安心。と思っていたら、昨日WebPatrolの新しいバージョンを公開しようとアップしたものをダウンロードして起動したら、

codesign01

開発元が確認できない!!!

私は、セキュリティとプライバシーのダウンロードしたアプリケーションの実行許可を
「Mac App Store と確認済みの開発元からのアプリケーションを許可」にしています。

慌ててターミナルで

「codesign -dv アプリのパス」

として確認するも

Sealed Resources version=2 rules=12 files=80

で、問題なくversion 2になっています。

原因が分からないので、MacFeeling Softwareで公開しているソフトをすべてダウンロードして調べてみることに…

そうすると、問題なく開けるものと、警告が出て開けないものがありました。

警告が出るアプリを眺めていたところ、共通点があることに気がつきました。
どれも、Growl.frameworkを使っているのです。(2.0.1)

「codesign -dv Growl.frameworkのパス」

で確認したところ、version 1になっていました。

これをversion 2で署名し直せばなんとかなるのでは、ということで

以下はOS X Mavericks環境で行う必要があります。

ターミナルでまず、Growl.frameworkがあるフォルダまで移動

「cd Growl.frameworkがあるフォルダへのパス」と入力してリターンキー
(パスはGrowl.frameworkがあるフォルダをドロップすれば補完されます)

「codesign -f -v -s “Developer ID Application: ほげほげ” ./Growl.framework/Versions/A」と入力してリターンキー
(Developer ID Application: ほげほげの箇所はご自分のsigning-identity)

./Growl.framework/Versions/A: replacing existing signature
./Growl.framework/Versions/A: signed bundle with Mach-O universal (i386 x86_64) [com.growl.growlframework]

のような感じになったら、署名完了。

再度、

「codesign -dv Growl.frameworkのパス」

で確認したところ、今度はversion 2になっています。

これを、古いのと入れ替えてビルドし直してサーバにアップ
ダウンロードして確認したところ、今度は問題なし

これで良いのか分かりませんが、とりあえず一件落着 :clap_tb:

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