GoProの動画(MP4)ファイルからGPX抽出を行います。完全なる他力本願です。
利用するのは、GitHub – juanmcasillas/gopro2gpx: Parse the gpmd stream for GOPRO moov track (MP4) and extract the GPS info into a GPX (and kml) file.で公開されている「gopro2gpx」になります。
まず、macOS(またはLinux)用パッケージマネージャー — Homebrewを導入します。
ターミナル.appを起動して、Homebrewのページに記載されている、以下のスクリプトをコピー&ペーストして実行します。
/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
brewのインストールが完了したら、以下のように表示されているので、brewへのパスを通します。
Add Homebrew to your PATH in /Users/ユーザ名/.zprofile:
echo 'eval $(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)' >> /Users/ユーザ名/.zprofile
eval $(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)
ターミナルで、例えばユーザ名が「hoge」なら、以下を実行
echo 'eval $(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)' >> /Users/hoge/.zprofile
eval $(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)
「gopro2gpx」の実行に必要となる、Python3とFFmpegをインストールしておきます。
ターミナルにて以下をそれぞれ実行します。
brew install python3
brew install ffmpeg
gopro2gpxをインストールします。以下をターミナルで実行します。
pip3 install git+https://github.com/juanmcasillas/gopro2gpx
M1 Macの場合は、/opt/homebrew/bin/gopro2gpxにインストールされます。
brewでインストールしたffmpegを使うのであれば、パスの設定は必要ありません。
あとは、GoProで撮影したMP4ファイルを指定すれば、抽出されたGPXファイルが作成されます。
例えば、GoProで撮影した「GX0072-01.MP4」ファイルがデスクトップにあるとして、
まずは、cdでデスクトップに移動
cd ~/Desktop
以下を実行すると、デスクトップに「GX0072-01.gpx」ファイルが作成されます。
(書き出すファイル名のGX0072-01には拡張子の指定は必要ありません)
gopro2gpx -s -vvv GX0072-01.MP4 GX0072-01
変換前に撮影順にリネームしておくと便利です。以下をご利用ください。
- GoProのファイル名を撮影順にリネームする(Automator編) | MacFeeling Blog
- GoProのファイル名を撮影順にリネームする(ショートカット編) | MacFeeling Blog
GPXファイルの表示アプリは、軌跡 2.4.2 | MacFeeling Softwareで紹介しています。
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