「Raspberry Pi Zero 2 W」のセットアップ4(motion編)

環境は
Raspberry Pi OS bookworm
macOS Sequoia 15.5
Webカメラ:エレコムのUCAM-DLA200HBK

Webカメラの映像を見るために、Raspberry Pi 3 Model B Rev 1.2ではmotionを使っていたので、今回もと思ったのですが、録画せずに映像を見るだけなので、uStreamerを使ってみることに。
mo手持ちのEMEETのものではうまくいったので、本番用の古いエレコムのUCAM-DLA200HBKで試したところ、何も表示されず、色々と設定を変えてみたりしたもののダメ。
ということで、慣れているmotionの出番と相成りました。

Webカメラを接続して、「Raspberry Pi Zero 2 W」を起動。
ssh接続したら、「lsusb」と入力して、認識されているかを確認。

Bus 001 Device 002: ID 056e:700a Elecom Co., Ltd Venus USB2.0 Camera

motionのインストール
念の為、「sudo apt-get update」と「sudo apt-get upgrade」を実行しておきます。

sudo apt-get install motion」と入力してリターンキー
途中で、Do you want to continue? [Y/n] と聞かれたら
Y」と入力してリターンキー

設定ファイルの編集です。
今回はブラウザで表示するだけなので、必要最低限の設定を行います。

sudo nano /etc/motion/motion.conf」と入力してリターンキー

ファイルにあるものは値を変更、ないものは書き足してください。
(今回はサービスとして起動するので、daemon offのまま?です。)

width 640(ご利用のウェブカムによります)
height 480(ご利用のウェブカムによります)

stream_localhost off (ブラウザで表示するため)
stream_maxrate 30(ストリーミング配信のフレームレート設定。ご利用のウェブカムによります)

text_scale 2 (右下に表示される日時の大きさ。1〜10)

問題なければ、「controlキー + o
File Name to Writeと下に表示されたらリターンキー
controlキー + x」で編集を終了します。

motionを起動
sudo motion -n」と入力してリターンキー

ブラウザ(Safari)で、以下の形式でアクセスできます。
http://{RaspberryPiのIPアドレス}:8081

例の場合だと
http://192.168.0.123:8081

表示が確認できたら、motionを終了します。
controlキー + c」で終了します

今回はmotionをサービスとして起動するので、サービスのユニット定義ファイルを作成します。

参考ページ
ラズパイで見守りシステム開発その2:動体検知と通知機能の実装 #RaspberryPi – Qiita

そのまま拝借させていただきます。
以下を入力して、リターンキー。

sudo nano /etc/systemd/system/motion.service

以下をコピーして、ペースト

[Unit]
Description=motion
After=network.service

[Service]
Type=forking
Restart=on-success
ExecStart=motion
ExecStop=pkill motion

[Install]
WantedBy=multi-user.target

問題なければ、「controlキー + o
File Name to Writeと下に表示されたらリターンキー
controlキー + x」で編集を終了します。

サービスの自動起動を有効にします。
以下を入力して、リターンキー。

sudo systemctl enable motion

Created symlink /etc/systemd/system/multi-user.target.wants/motion.service → /etc/systemd/system/motion.service.

サービスを起動します。
以下を入力して、リターンキー。

sudo systemctl start motion

ブラウザ(Safari)で、以下の形式でアクセスできます
http://{RaspberryPiのIPアドレス}:8081例の場合だと

controlキー + c」で終了

補足
Raspberry Piの終了について
sudo shutdown -h now」と入力してリターンキー

緑色のランプが何度か点滅して消えれば、コンセントから抜いて大丈夫です。

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